重要無形文化財 本場久米島紬

久米島紬事業協同組合

〒901-3104 沖縄県島尻郡久米島町真謝1878-1

TEL 098-985-8333 FAX 098-985-8970

色物(地括り絣)

地色が泥染めの焦げ茶色に対し、黄色、灰色、赤茶色等の地に色絣を配したものを一般に色物と呼んでいます。白い絣が入る場合は、あらかじめ白絣の部分だけ絣括りし、基本となる地色を綛糸と一緒に染色します。さらに糊付け、糸繰り、整経の工程にはいります。整経の時点でそれぞれの、色絣と絣の長さが一目でわかるよう印を付けます。

経が済んだ糸は、糊付け引っ張り、絣括りを行います。ここでの絣括りは、地糸を括る部分がかなり長いのでビニールでしっかりくるみ、木綿糸で硬く括ります。

絣括りを完了した絣糸は、それぞれの絣色の染色に入ります。絣の部分を括る為、括る部分が長く、特に絣と絣の間が短い場合、染料が浸透せず染めにくいのでそこは染料が入るように、糸を通すなど工夫をして染めます。染色後の工程は、泥染による技法と同様に 行います。

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織締絣

久米島紬の男物の絣技法には、締め機を用いた緯絣の方法があります。文献によると明治40年頃奄美大島より導入された技法と記されています。この技法は16羽~18羽の糸を整経、糊付け引っ張り一本にまとめた糸を板杼に巻取ります。次に締機に経糸を準備し、絣になる部分を込み差しで筬に通します。手括りで困難な小絣(2ミリ~3ミリ)を、合糸して板杼に巻いた糸を締機で織り締めします。織った布がむしろ状に畦り地厚なので「ムシル小ーイイチリ」と呼んでいます。このむしろ状の地厚い布をもみこみ染色を繰り返し行います。染色後経糸部分を裂いて取り除くと、緯糸に織り込んだ部分が絣糸となりあらわれます。これを小分けして小管に巻き取り男物の小絣模様を織りだします。

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